Well-beingとまなび
Learning from Joy
に込めた想い
文科省が「学校全体のWell-being」と打ち出し、教育現場の中でこのワードがあふれてきているこの頃。Being(あり方)を問われると、その言葉の曖昧さにめまいがしそうですが、Well-Doing(やること)から振り返ってみると「どうしたら効率のよい勉強ができるか?」「どうしたら友達とうまくやれるのか?」「どうしたら部活のチームワークが上がるのか?」生徒が目標に向けてパフォーマンスを向上できるよう、学校現場や教育関係者のみなさんは、日々授業や企画をアップデートし、ICTやPBL導入など時代の先を読み解きながら、なんとか現場で踏ん張ってきたのではないでしょうか。
ところが、今度はこどもたちそして学校現場全体で、DoingだけではなくてBeingを豊かにしていこうというお達しがでてきました。
「Being を育む学びとは何か?」
「そもそも、そんなものは学べるのだろうか?」
「一人ひとりの「しあわせ」という、曖昧模糊とした指標の中で、どんな学びを創るといいのだろうか?」
この問いは、私自身が体験したデンマークにある大人の学び舎「フォルケホイスコーレ」そのものを探究していく時に浮かびあがってきた問いと重なります。
社会人経験のある大人が、あえてキャリアの中で足をとめて、転職エージェントや大学院や職業訓練校でもなく、評価も目的もないフォルケホイスコーレという人生の学校で、人生について学びたくなるのはなぜなのだろうか?
その問いを考える1つの材料が、フォルケホイスコーレが大切にしている価値観の1つ ”Learnign from Joy”
誰かに与えられた肩書きや慣例からでなく、そのひとの内側から溢れる好奇心の目をはぐくみ、コミュニティの中で他者と共に探究し、時に壁にぶつかり苛立ちや悲しみを感じながらも、自ら考え対話していくことに、人間本来の喜びがあると信じること。
そういった新しいまなびのあり方を、教育に携わるみなさんと一緒に問い続けいきたい。そして、フォルケホイスコーレのエッセンスを大切にした3日間のまなびほぐしの旅の中で、みなさんのJoy(喜び)にたくさん触れてみたい。
そんな思いでコースを企画しました。

2泊3日のスケジュール

このスケジュールだけでは正直なんのこっちゃ!?という感じだと思いますし、私たちもテーマに「ダイバーシティ&インクルージョン」や「包括的性教育」など、分かりやすい言葉を入れようか悩みました。ただ、私たち自身が、「目的はよくわからないけど、なんか心地いい」を探究できる、曖昧な学びを愉しめるマインドづくりをしたいなと願い、あえて分かりやすさとは決別し!(笑)このような表記になりました。
このテーマを学ぶためのまなびの切り口は多様だからこそ、2泊3日の短い時間の中では、特定の手法 Doingを一度脇において、自分自身がこの場に在ること Beingを、じっくり、どっぷり、浸る時間にできればと思っています。
ファシリテーターの紹介
2泊3日を共にすごす仲間をご紹介
プログラムの詳細
■費用
2泊3日プログラム費+事前・事後プログラム(オンライン)費
30,000円(税抜)
①現地までの交通費+プログラム中の交通費
②宿泊費、食費 は除く
[宿泊費(3食付き&温泉付き)に関しては、申込後メールにて、層雲峡温泉街でおすすめをご案内します。目安:1泊 5000円前後 (町内の方のご厚意でありがたい価格になっております)]
■期限
申し込み〆切:12月22日(金)
■人数 最小遂行人数3名 最大8名
参加を悩まれている方は、個別面談も承っております。お気軽に申し込みフォームにご連絡ください。
(そもそも何に悩んでるかもわからない方や、気軽な雑談もウェルカムです)